

アンチエイジングを目的とした美容治療にはさまざまな方法がありますが、その中でとくに効果が高いとされている方法のひとつがリサーフェシングです。
リサーフェシングには、レーザーや強力な薬剤(TCA、フェノール)などを使用する方法があります。
これらの方法は、劇的な効果があり、肌年齢が10歳以上若くなる人も少なくありません。
しかし、術後の感染や副作用など高いリスクがあるだけでなく、ダウンタイムが約半年以上続くなど患者さんへの負担も大変大きく、日本ではあまり普及していないのが現状でした。

2004年、医療用レーザー研究の第一人者であるハーバード大学のロックスアンダーソン博士が、世界で初めてフラクショナル治療に関する論文を発表しました。
そして同年、米国・カルフォルニアのリライアント社(現SOLTA社)が、そのフラクショナル技術を応用したレーザー治療器「フラクセル」を発表しました。
ちなみにフラクショナル(=fracional)とは「細かく分割した(微細な)」という意味で、フラクセル(=Fraxel)という商品名は、Fractional Resurfacing(分割したリサーフェシング)の造語から名付けられました。
従来のリサーフェシングは、一度に広範囲の肌細胞の入れ替えを行う治療でした。これに対してフラクセルは、肌に細かいダメージを与え肌細胞を入れ替えるという全く新しい方法で、レーザーリサーフェシングに近いアンチエイジング効果を目指した治療であると同時に、治療リスクやダウンタイムを最小限に抑えることに成功しました。
フラクセルが登場した当時、美容医療に大きなセンセーションを巻き起こしたほど、斬新かつ効果が高い治療方法だったのです。

日本では2005年3月に初導入され、その後バージョンアップを繰り返すことで、現在はさらに治療効果の向上とダウンタイムの軽減が行われています。
現在は、各社から様々な治療器が登場し、日本でもフラクセルをはじめとするフラクショナル治療が定着しつつあります。
ちなみに美容大国アメリカでは、フラクショナル治療は美容医療の中で大きなシェアを占めており、その中で「フラクショナル治療といえばフラクセル」といわれるほど、多くの人々から高い支持を得ています。
フラクセルは、フラクショナル治療に大きな変革をもたらしたパイオニアであると同時に、現在もフラクショナル治療のトップブランドとして君臨し続けているのです。