今日は、高校時代の同窓会。
仲の良かったグループのメンバーは、今でもたまに会うけれど、大半は約20年振りの再会。
みんな「ここぞ!」と、勝負服でバッチリおしゃれしてくるんだろうな。
もちろんメイクもヘアスタイルも抜かりはないはず。
学生時代の私は、お世辞にも美人だとは言えなかった。
しかし、高校を卒業してから約20年が経った私は、ある程度メイクも上手になった。
そして「仕事ができる女性」を演出し、ファッションは全身一流ブランドで固め、
スーパーブランドのバッグを持って颯爽と歩くのが、大人の女性の美しさだと思っていた。
でも、その考えは間違っていたと思ったのは、3年前のこと。
きっかけとなったのは、職場の新入社員のMさんの一言。
「先輩って本当に若くてきれいですよね。どんな化粧品使っているんですか?」
オフィスの女性たちは、周りの女性が身に着けているファッションやバッグのブランドを結構チェックしている。
けれど、周りの女性たちは、同性のファッションよりも肌の状態に目を光らせていることがわかった。
それ以来、ファッションに気を配るだけでなく、ありとあらゆるスキンケアを開始。
化粧品やエステなどいろいろやってみたけど、私にはフラクセルが一番合っているようだ。
いままで気になっていた毛穴もだんだん引き締まり、肌にハリ感が出たような気がする。
しかし、今日の舞台は同窓会。当然ながら相手はみんな同じ年齢だ。
だからこそ、みんな決して口には出さないものの、心の底では
「一緒にいるクラスメイトの誰よりも若く美しく見られたい!」と思っているに違いない。
クラスメイトとは、3年間同じ空間で過ごした同志であるとともに、
いくつになっても若々しさを競い合うライバルでもあるのだ。
そして、思い切って、ホテルの会場の扉を開ける。
クラスメイトの顔を見た瞬間、気持ちは高校時代へとタイムスリップ。
卒業の後はお互い別々の道を歩み、20年近く会っていなかったのに、
まるで今まで時が止まったみたい。外見がそれなりに年をとったこと以外は。
あれだけ飲んではしゃいだ時間は、まるでウソみたい。
でも、みんなの笑顔を見て、本当にたくさんのパワーをもらえた。
でも本当は「いくつになっても変わらないよね」「本当に肌がきれい」という、
ほんの少し羨望の気持ちがこめられた言葉が、私にとって最大の収穫だった気がする。
家に帰って、久しぶりに卒業アルバムをながめたら、当時の思い出がよみがえってきた。
そして同時に「みんな、結構年をとったな」と改めて思った。
明日は会社だ。肌に疲れを残したくないし、今日は早めに寝よう。
鏡に向かい、メイクを落としながら「私って、まだまだイケるかもしれない」と思った。
「大人の女の魅力って、肌で決まるのかも知れない」改めてそう思った一日だった。